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沖縄で釣りをしていると、
- 「この魚、なんて名前なんだろう?」
- 「YouTubeで出てきた沖縄名と、図鑑の和名がつながらない」
- 「外道やレア魚の名前までちゃんと知りたい」
といった場面が必ず出てきます。
この記事では、沖縄の堤防釣りや市場通いのたびに使い込んでいる
『沖縄さかな図鑑 Commercial Fishes and Shellfishes of Okinawa』を、釣り人目線でレビュー します。
- 沖縄さかな図鑑は買うべきか?
- 沖縄の釣りで魚の名前(和名・沖縄名)をどう調べられるか?
- 全国の釣り人が「沖縄名」を覚えるのにも役立つか?
といった疑問がある方に向けて、良かった点・惜しい点・おすすめの使い方をコンパクトにまとめました。
1. この本を手に取ったきっかけ(沖縄で釣りをする私の場合)
『沖縄さかな図鑑』は、自分で選んだというより、釣り好きな私に 妻がプレゼントしてくれた一冊 です。
それまでは、釣れた魚のうち「本命」以外はあまり気にせずリリースしていて、
名前もよく分からないまま「何か釣れたな」で終わっていることがほとんどでした。
- 外道は外道で終わる
- レア魚かどうかも分からない
- 沖縄名と和名の関係もよく知らない
そんな状態から、この本をきっかけに「魚の名前をちゃんと知りたい」と思うようになりました。
2. 実際に使ってみて「本当に買ってよかった」と感じた点
2-1. 外道やレア魚の名前を『沖縄さかな図鑑』で調べる楽しさ
この図鑑をきっかけに、釣れた魚をただリリースするのではなく、
- まず写真を撮る
- 帰ってから『沖縄さかな図鑑』でじっくり調べる
という流れが習慣になりました。
その結果、今までスルーしていた魚たちに 名前と背景 がつき、
「よく分からない外道」だった魚が「出会えてよかった1匹」に変わっていきました。
代表例がこのアカメモドキです。
現場では「ちょっと変わった魚だな」くらいの感覚でしたが、『沖縄さかな図鑑』で調べてみると、
警戒心が強く、陸から釣れるのは比較的珍しいレア寄りの魚
だと知り、あとからじわっと嬉しさが込み上げました。[1]
それまでは 「本命じゃない魚=残念」 という感覚が強かったのですが、
今では「名前が分からない魚が釣れたらラッキー」という感覚に近いです。
2-2. 沖縄の釣りブログ・釣果記録との相性がいい理由
図鑑で調べる前提で記録を残すようになってから、
- 本命じゃない魚が掛かっても、「これは何だろう?」とワクワクする
- 釣行後に図鑑と写真を見比べる時間も含めて“釣り”になった
と感じています。
「今日は何匹釣れたか」から「今日は何種類出会えたか」 へ、楽しみ方の軸が一つ増えました。
もうひとつの大きな変化が、「記録を残すようになったこと」です。
『沖縄さかな図鑑』で魚を調べているうちに、
- 自分の釣果も図鑑のように整理して残しておきたい
- 沖縄の魚との出会いを、ちゃんと記録していきたい
と思うようになり、このサイト(釣果図鑑ブログ)を立ち上げるきっかけ になりました。
言い換えると、
『沖縄さかな図鑑』が、「釣りの日記」を始める背中を押してくれた
という感覚に近いです。
3. 図鑑として特に気に入っているところ
3-1. オールカラー写真で沖縄の魚を照合しやすい
まず一番ありがたいのが、全ページオールカラー写真であることです。
- 現場で撮った写真と、図鑑の写真を見比べやすい
- 模様・体色・体型の微妙な違いも確認しやすい
「モノクロの線画だけでは判断しづらい部分」を、写真でしっかり補ってくれます。
3-2. 方言名/和名の両方から調べられる索引
次に便利なのが、索引から方言名・和名の両方で引けることです。
- 地元の人や漁師さんから 沖縄名(方言名) を聞いたとき
- 図鑑やネットで見た 標準和名 から沖縄名を知りたいとき
両方向にたどれるので、
- 動画やSNSで出てきた「沖縄名の魚」
- 市場や居酒屋のメニューにある沖縄名
を、『沖縄さかな図鑑』で 和名と結びつけて理解する ことができます。
これは、沖縄 釣り×YouTube×市場めぐり という現代の遊び方に、非常に相性が良いポイントだと思います。
3-3. 種類が豊富で、沖縄の魚はだいたいこれ1冊でカバー
- 魚類:632種
- その他の水産物:102種(えび・かに・貝・いか・たこ・うに・うみへび・うみがめ・海藻)
合計734種というだけあって、
「この魚はさすがに載ってないかな…?」
と思いながら調べても、大体はこの本で見つかります。
釣りだけでなく、
- スーパーや市場で見かけた魚介類の名前
- 食材としての特徴
を調べるのにも役立っています。
4. 少し惜しいと感じたところ(食の情報という意味で)
本としての完成度はかなり高いのですが、
釣り人かつ「食べる側」の目線から、あえて一つだけ挙げるとすれば、
食につながる情報が、もう少しだけ厚いと嬉しい
という点です。
- どんな料理に向いているか
- 地元でよくされる食べ方・評価(人気かどうか)
といった 味・料理寄りの情報 が、もう少し詳しく書かれていると、
釣って・調べて・食べるまでの一連の流れが、さらにスムーズになると感じました。
とはいえ、そこまで書き始めると1冊に収まりきらないので、
「図鑑としては十分」「食の部分は自分で調べて補う」というスタンスで見るのが現実的だと思います。
5. 『沖縄さかな図鑑』をおすすめしたい釣り人像
一番おすすめしたいのは、端的に言うと 「すべての釣り人」 です。
特に:
- 沖縄で釣りをしている人
- これから沖縄遠征に行きたい全国の釣り人
- 釣りYouTuberや動画で出てくる「沖縄名の魚」を、和名と結びつけて覚えたい人
には、強く推せる一冊です。
最近は人気釣りYouTuberが沖縄名(ガラサーミーバイ、タマン、マクブなど)で魚を呼ぶことも多いので、
- 全国の釣り人が「沖縄名」と「和名」を両方覚える
- 動画や現場で出てきた名前を、この図鑑で紐づけていく
という使い方にも、とても相性が良いと感じます。
「沖縄で釣りをする人」だけでなく、
「沖縄の魚を知りたい全国の釣り人」におすすめできる図鑑
というのが、率直な印象です。
6. 一言レビュー:釣りの楽しさを倍増させる本
最後に、この『沖縄さかな図鑑』を一言で表すなら、
釣りの楽しさを倍増させる本。
本命の魚だけでなく、
「これはなんだろう?」と感じた一匹一匹に名前と物語を与えてくれる一冊です。
特に良いと感じているのが、ネット検索ではなく“本をめくって調べる”プロセスそのものです。
- 写真と索引を手がかりに、自分でページを探す
- 目的の魚の周りに載っている「似た魚」や「関連する種」も一緒に目に入る
- 調べるたびに、「沖縄の魚全体のイメージ」が少しずつ立体的になっていく
ネット検索だと「答えだけピンポイントで取って終わり」になりがちですが、
本の図鑑だと 寄り道しながら覚えていく楽しさ があり、その寄り道がそのまま知識になります。
沖縄の釣りで「この魚、なんて名前?」と感じたとき、スマホ検索だけでは限界があります。
『沖縄さかな図鑑』が1冊あるだけで、和名・沖縄名の両方から魚の名前を調べられ、
本命以外も含めて釣りの楽しさが本当に倍増しました。
沖縄で釣りをする方、これから遠征を考えている方、
あるいは単純に「沖縄の魚をもっと知りたい」という方に、心からおすすめできる図鑑です。
パンダ Fishing Club 
