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EGI COLOR SHINDAN
エギカラー診断
今の状況を選ぶだけ。カラー×号数の答えを4メーカーから提案します
釣り場の状況にあわせて、基本6問で診断。
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「釣具屋のエギ売り場に何十色も並んでいて、どれを選べばいいのか分からない」——エギングを始めると、多くの人がまずこの壁にぶつかります。ネットで調べても、サイトごとに言っていることが微妙に違って混乱する。この記事は、そんな「カラー選びの最初の地図」を手に入れてもらうためのものです。
はじめに、大切な前置きを。本記事で紹介するのは、あくまで一般的に語られているセオリーです。エギングを長く続けている方ほど、通い込んだフィールドと数えきれない釣行の中で培った「自分だけの型」をお持ちのはずです。ここに書くのは、その哲学を否定するものではまったくありません。これから体系を作っていく方への出発点であり、ベテランの方には「まあ、一般論としてはこうだよね」と読み流していただければ幸いです。最終的に答えを見つけるのは、いつだって現場の釣り人自身です。
※このページには「エギカラー診断ツール」を設置しています。今の状況で色・号数をサッと知りたい方は、まずそちらを試してみてください。「なぜこの結果になるの?」——その理由は、この先の解説を読むと腑に落ちるはずです。
そもそもエギとは:構造を分解して理解する
カラーの話に入る前に、エギという道具そのものを分解してみましょう。ここを押さえると、なぜ色が釣果を左右するのかが見えてきます。
ボディ(下地の布)
エギの胴体を包む布地です。ここの色が、後で説明する「潮の色(水の透明度)」への対応を担う土台になります。ナチュラルな地味色から、チャートのような派手色まで幅があります。
背中(テープ・シート)
エギの背中に貼られた反射・発光素材です。金・銀・赤・虹(マーブル)といったテープ、紫外線で光るケイムラ、暗闇で発光する夜光(グロー)など種類が豊富。ここは主に「光量・時間帯」への対応を受け持ちます。同じボディでも背中が違えば、まったく別の顔になります。
カンナ(針)
エギ後方の、傘状に開いた針。イカを掛けるための部分です。カラー選びには直接関わりませんが、エギの基本構造として押さえておきましょう。
シンカー(オモリ)と号数
頭部下部のオモリ。エギの号数(2.5号〜4号など)は、このシンカーを含めた重さを表し、沈下速度=沈む速さに直結します。重い(号数が大きい)ほど速く沈み、深場や速い潮に対応。軽いほどゆっくり見せられます。色と並ぶ、もう一つの重要な選択軸です。
カラー選びの2大原則:「ボディ」×「背中」の掛け算
ここがこの記事の核心です。エギのカラーは、単色で「この色がいい」と語られがちですが、実際は2つの軸の掛け算で考えると一気に整理されます。
- ボディ(下地)= 水の透明度への対応。澄んでいる/濁っている、に合わせる。
- 背中(テープ)= 光量・時間帯への対応。デイ/マズメ/ナイト、に合わせる。
たとえば「濁り潮のマズメ」なら、下地はアピール寄り、背中はオレンジや赤テープ——というように、2軸を掛け合わせて1本を決める。これが基本の考え方だと言われています。もちろん、この掛け算に自分なりのアレンジを加えていくのが、エギングの奥深さでもあります。
状況別・カラー早見表
上の2軸を、代表的なパターンで表にしてみます。あくまで出発点としての目安です。
| 状況 | ボディ(下地)の傾向 | 背中(テープ)の傾向 |
|---|---|---|
| 澄み潮 × デイ | ナチュラル・ケイムラ系 | 控えめ(ケイムラ等) |
| 澄み潮 × マズメ | ナチュラル寄り | オレンジ・ピンク系 |
| 濁り潮 × デイ | アピール(チャート)系 | 金・視認性重視 |
| 濁り潮 × ナイト | アピール系・シルエット重視 | 夜光(グロー)・金 |
| 笹濁り × マズメ | 中間色(オレンジ下地等) | 赤・オレンジテープ |
「アピール系」は派手・膨張色で見つけさせる方向、「ナチュラル系」は地味・収縮色で違和感なく食わせる方向、と一般に整理されます。どちらから入るかは、次のローテーションの話につながります。
号数・タイプの選び方
色と並ぶもう一つの軸が、号数(重さ)とタイプ(沈み方)です。
号数と季節
秋の新子シーズンは小型が多く2.5〜3号が中心、春の乗っ込み(大型狙い)は3.5号が主軸、というのが一般的な目安とされます。イカのサイズ感に号数を合わせるイメージです。
タイプと水深
浅場やスローに見せたい時はシャロータイプ、標準的な水深はノーマル、深場や速い潮ではディープタイプ、と使い分けます。潮が速い・風が強い時は、ワンサイズ重めにしてボトムを取りやすくする、という考え方もよく語られます。
カラーローテーションという考え方
「1つの色で釣れ続けることは、まずない」——これは多くのエギンガーが口を揃えるところです。同じ色を投げ続けるとイカがスレていくため、時合いの中でも色を替えながら探るのが基本とされています。
よく語られるセオリーの一つが、「まずアピール系で広く探ってイカの反応を見て、渋ければナチュラル系に落としていく」という順番。また、イカの反応がないなら場所を替え、ついてくるのに抱かないならカラーを替える、という判断の分け方もあります。
ただ、ここで改めて。こうした順番論もあくまで一つの型です。「自分は逆に、最初からナチュラルで入る」「このポイントはこの色から」という哲学を持つ方は大勢います。セオリーは出発点。最終的にその日・その場所の”答え”を見つけるのは、投げ続けるあなた自身です。
エギカラー一覧図鑑:4メーカー31色
ここからは、診断ツールが提案する4メーカーの代表カラーを、実際の商品とあわせて一覧にします。メーカー名をタップすると開きます。「この色、気になる」と思ったらチェックしてみてください。同じ色でも使い手によって役割は変わります。分類は一つの目安として見ていただければ。
診断ツールで提案される4メーカー31色を一覧にまとめました。同じ色でも使い手によって役割は変わります。ここでの分類はあくまで一つの目安として、色選びの入口にどうぞ。
YAMASHITAヤマシタ10色
エギ王シリーズで国内エギングを牽引。「カラーで状況に対応する」思想が明快で、490グロー・ケイムラ・ネオンブライトなど発光系の分類が体系化されている。
SHIMANOシマノ7色
セフィア クリンチが主力。フラッシュブースト(反射板)やラトルなど「機構でアピールする」思想が特徴。カラーと機構の掛け合わせで状況に対応する。
DAIWAダイワ6色
エメラルダスシリーズが多彩。「下地-布」の2層命名で、光量×潮色のマトリクスが整理されている。ダート・フォール・ラトルなどタイプ展開も豊富。
DUELデュエル8色
「日中ピンク」「すみ潮ブルー」など、使う状況がそのまま名前になったシステムカラーが直感的。迷わず選べる分かりやすさが強み。
よくある質問
最初は「アピール系」「ナチュラル系」「夜光系」を各1〜2色、計3〜5色もあれば十分に釣りになると言われます。増やすより、手持ちの色を状況で使い分ける練習の方が近道、という意見も多いです。
ケイムラは紫外線に反応して光る素材で、日中や薄明るい時間に効くとされます。夜光は光を蓄えて暗闇で自ら発光するので、ナイトや光の少ない状況向き。役割が異なります。
セオリーは確率を上げる目安であって、絶対ではありません。色を替える・号数を替える・場所を替える・時間を待つ——打てる手は色だけではないので、一つに固執しないことが大切だと言われます。
まとめ
エギのカラー選びは、「ボディ(下地)=水の透明度」「背中(テープ)=光量・時間帯」の2軸の掛け算で考えると、ぐっと整理されます。号数は季節と水深で。そして、色を替えながら探るローテーションが基本。とはいえ、これらはすべて出発点としてのセオリーです。通い込むほどに、あなた自身の型ができていくはず。この記事が、その最初の一歩の地図になれば嬉しいです。
パンダ Fishing Club
