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はじめに:スコーピオン5ピース「パックロッド」でどこまで遊べるか
シマノのスコーピオン・5ピーススピニングは、
- 仕舞寸法が短く、旅や遠征・オカッパリで持ち運びしやすいパックロッド
- 「バスロッド」としてだけでなく、ソルトやトラウトなどにも転用しやすい
- シリーズ全体で「タフさ」と「汎用性」をコンセプトにしたトラベル向けロッド
という特徴を持った、パックロッド界隈でもかなり個性の強いシリーズです。
この記事では、その中でもスピニング3本、
- 2600FF-5
- 2602R-5
- 2651R-5
を軸に、
「どんな釣りに向くパックロッドなのか」
「どこがキャラの違いなのか」
を徹底比較していきます。
1. 3本のキャラを一言で言うと?(パックロッド的まとめ)
まず最初に、それぞれの5ピースパックロッドを一言でまとめると、こんなイメージです。
- 2600FF-5:フィネス特化のオールラウンダー寄りパックロッド 軽量ルアーやフィネス寄りの釣りをメインに、バス・トラウト・ライトソルトをまたいでいけるポジション。
- 2602R-5:シリーズのド真ん中にいる「基準の1本」パックロッド バスなら巻き・撃ちどちらもこなせて、ソルトやトラウトにも転用しやすい“基準スピニング”。
- 2651R-5:ややレングス&パワー寄せの遠征バーサタイルパックロッド 「もう少し飛ばしたい」「ちょっと強めのリグも振り回したい」人向けの、トラベルバーサタイル。
以下、それぞれの特徴をもう少し掘り下げながら比較していきます。
2. レングス・パワー感・テーパーで比べる
2-1. 2600FF-5:フィネス寄せの“FF”パックロッド
「FF(ファスト寄りフィネス)」という名前どおり、
- ティップ〜ベリーはよく入る
- けれどバットは意外としっかりしていて、40アップのバスやシーバスでも普通に対応できる
という、「細いけどナヨナヨしてない」タイプの5ピースパックロッドです。
想定しやすい使い方は、
- バス
- ダウンショット
- ネコリグ
- スモラバ
- 小型ミノー/シャッド
- トラウト
- 湖・本流でのミノーイング
- ソルト
- メバル・アジなどのライトゲーム (ただし“ガチ”ジグ単ロッドほどの超繊細さではない)
軽めルアーをきちんと扱いたいけど、「魚が掛かったらちゃんと寄せるパワーも欲しい」
そんな人にハマるフィネス寄りパックロッドです。
2-2. 2602R-5:シリーズの基準になる「R(レギュラーテーパー)」パックロッド
2602R-5は、レギュラーテーパーらしい素直な曲がり方で、
- 巻きも撃ちもどちらもこなす
- 軽め〜中量級のルアーを「普通に気持ちよく」投げられる
という、バスロッドとしてのバランスが非常に良いモデル。
5ピースで仕舞寸法も短く、トラベル用パックロッドのド真ん中という位置づけです。
想定シーンとしては、
- バス
- 小〜中型ミノー・シャッド・スピナーベイト
- ノーシンカー/ライトテキサス
- ソルト
- 河口や港湾でのシーバス・チヌのライトプラッギング
- トラベルロッドとして
- 淡水・海水を問わず「とりあえずこのパックロッド1本」枠
「スコーピオンのスピニングパックロッドを1本だけ選べ」と言われたら、
2602R-5を選ぶ人はかなり多いはずです。
2-3. 2651R-5:レングス+少しだけパワーを足した遠征バーサタイルパックロッド
2651R-5は、2602R-5よりもレングスがやや長く、パワーもほんの少しだけ強めなイメージのパックロッドです。
そのぶん、
- 遠投性能
- ラインコントロールのしやすさ
- 荒れたフィールドでの取り回し
が2602R-5より優位になります。
想定シーンは、
- バス
- ビッグレイク・リザーバーでの遠投系展開
- 岸釣りで沖のブレイクやウィードエッジを狙う使い方
- ソルト
- サーフや堤防外向きでのフラットフィッシュ、ライトな青物
- トラベル
- 海外遠征や、汽水域〜海をまたいだ「何が釣れるかわからない旅」のメインパックロッド
「もう少し沖を触りたい」「ちょっと強めのリグも安心して振りたい」
という人には、2602R-5より2651R-5の方がフィットしやすいです。
3. 想定ルアーウェイトとリグの相性(パックロッド的ざっくりイメージ)
※正確な数値はメーカー公称スペックを確認してもらう前提で、ここではパックロッド選びのイメージ重視で書いています。
2600FF-5:軽量〜中量ルアーが得意なフィネス系パックロッド
- 下限寄り
- 1.8〜2gクラスのフィネスリグも、「ライン次第で」対応可能
- メイン帯
- 3〜10gくらいのダウンショット・ネコリグ・小型プラグ
- 上限寄り
- 10g台中盤くらいまでなら、キャストフィールを保ちながら十分実用範囲
軽量ルアーをきちんと扱いたい人向けの、フィネス寄りパックロッド。
2602R-5:3〜15g前後を気持ちよく扱える“ど真ん中パックロッド”
- 下限寄り
- 3g前後のジグヘッド〜小型プラグ
- メイン帯
- 5〜15gクラスの巻き物やワームリグ
- 上限寄り
- 〜20g程度までなら十分現実的
「軽すぎず重すぎず」な領域を、最も気持ちよく使えるど真ん中のパックロッドです。
2651R-5:中量級寄りで、ちょい重めルアーも任せられるパックロッド
- 下限寄り
- 5g前後からでも十分投げられる
- メイン帯
- 7〜20gクラスのプラグ・ジグ・ワームリグ
- 上限寄り
- 20g台前半〜中盤程度までなら、遠投も含めて現場で使いやすい
「ライトショアジギ寄りにも少し足を突っ込んでおきたい」
という人にも相性の良いゾーンのパックロッドです。
ここまでの内容を整理すると、3本のスコーピオン5ピーススピニングは、
2600FF-5(フィネス寄りパックロッド)
2602R-5(基準スピニングパックロッド)
2651R-5(遠征バーサタイルパックロッド)
という形で役割分担されています。
このあと、実際の使用感やシチュエーション別のおすすめを、
「スコーピオン 5ピーススピニング 3モデル比較表」としてまとめていきます。
| モデル | キャラクター | 得意な釣り・リグ | 想定フィールド | 向いているスタイル |
|---|---|---|---|---|
| 2600FF-5 | フィネス寄せ | ダウンショット/ネコリグ/スモラバ/小型プラグ | 野池・小中規模リザーバー/港湾部/ライトゲーム | 軽量ルアーをきちんと扱いたいフィネス軸 |
| 2602R-5 | 基準(バーサタイル) | 小〜中型ミノー/シャッド/巻き物/ライトテキサス | 野池〜ビッグレイク/河口・港湾/なんでも | 1本でバス〜ソルトまで幅広くこなしたい基準ロッド |
| 2651R-5 | パワー寄り | 中量級プラグ/メタルジグ/重めワームリグ | ビッグレイク/磯・堤防外向き/ライトサーフ | 遠投&ちょいパワーが欲しい遠征・海寄りバーサタイル |
| モデル | レングス傾向 | パワー感イメージ | ルアーウェイト帯(イメージ) | 特徴的なポイント |
|---|---|---|---|---|
| 2600FF-5 | やや短め〜標準 | L〜ML クラス感 | 軽量〜中量(〜10g前後中心) | フィネス寄りだがバットはしっかり。ライトゲームも視野。 |
| 2602R-5 | 標準 | ML〜M クラス感 | 中心帯(3〜15g前後) | 巻きも撃ちも素直にこなす「シリーズのど真ん中」。 |
| 2651R-5 | やや長め | M〜MH 寄り感 | 中量級(7〜20g前後) | 遠投性とパワーが欲しいフィールドで強みを発揮。 |
4. フィールド別のおすすめパックロッドモデル
4-1. バス(野池〜中規模リザーバー)
- フィネス寄りを多用する人 → 2600FF-5 ダウンショット・ネコリグ・スモラバ・小型プラグがメインのアングラー向け。 軽量ルアーを気持ちよく扱えるフィネス系パックロッド。
- 巻きと撃ちをバランス良くやりたい → 2602R-5 野池〜中規模リザーバーでオールラウンドに使える基準パックロッド。 「バス用スコーピオン・スピニングをパックロッドで1本だけ」となるなら、まずここ。
- 大場所での遠投&少し重めのリグもやりたい → 2651R-5 ビッグレイクや大規模リザーバーでの旅釣り向きパックロッド。 沖のブレイクやウィードエッジをロングキャストで攻めたい人におすすめ。
4-2. ソルト(港湾〜堤防〜ライトサーフ)
- 港湾中心のライトゲーム寄り → 2600FF-5 メバル・アジ・小型シーバスやチヌなど、ライトゲーム全般に対応するフィネス系パックロッド。
- 港湾+堤防外向きでのプラッギング → 2602R-5 8〜12cmクラスのミノー、バイブレーション、ワインドなどを 港湾内〜外向き堤防まで幅広く扱える“ど真ん中”パックロッド。
- サーフや外向き堤防で、フラット/小型青物も視野 → 2651R-5 20g前後のメタルジグやシンペンまで気持ちよく振りたい人向け。 ライトショアジギ入門にも使える、ややパワー寄りのソルト系パックロッド。
4-3. トラベルロッドとしての「1本勝負」パックロッド選び
もし海外や離島遠征などで、
「荷物を増やしたくないけれど、色々な魚種を狙いたい」
という前提なら、5ピースのスコーピオンパックロッドは次の考え方で選ぶと失敗しにくいです。
- “本当に何でもやりたい” → 2602R-5 バス・シーバス・トラウト・ライトロックまで幅広くこなす基準パックロッド。
- “やや海寄り・パワー寄りで使いたい” → 2651R-5 サーフや外向き堤防、小型青物寄りの旅が多い人はこちら。
2600FF-5は、どちらかというと
「もう1本追加するフィネス枠のパックロッド」
というキャラなので、
- 2本持てるなら 「2602R-5 or 2651R-5 + 2600FF-5」の組み合わせが理想形
- 1本勝負なら まずは 2602R-5 か 2651R-5 を候補にする
という順番がおすすめです。
5. パックロッドとしての「携行性とタフさ」
3本に共通しているのが、パックロッドとしての携行性とタフさです。
- 5ピース構造で仕舞寸法が短い
- バックパックやスーツケースに入れやすいトラベル仕様
- スコーピオンらしいタフ設計で、 「多少ラフに扱っても壊れにくい」方向のコンセプト
電車・飛行機・車・バイクなど、どんな移動手段でも邪魔になりにくく、
「ついで釣り」から「本気釣行」まで広くカバーできるパックロッドシリーズ
という意味で、トラベルロッドの軸としてかなり優秀だと感じます。
6. まとめ:どのパックロッドを選ぶべきか?
最後にもう一度、3本の立ち位置をパックロッド視点で整理すると、
2600FF-5
- フィネス〜ライトゲーム寄りの5ピースパックロッド
- 小〜中型ルアー主体で、バス・トラウト・ライトソルトを軽快に楽しみたい人向け
2602R-5
- シリーズの“基準”。巻きも撃ちもこなす万能型パックロッド
- 「スコーピオン・スピニングのパックロッドを1本だけ」なら、まずここから
2651R-5
- レングス+パワーを足した遠征バーサタイルパックロッド
- サーフや外向き堤防、小型青物やフラットフィッシュまで視野に入れたい人向け
自分のメインフィールドと狙いたい魚種をイメージしながら、
この3本の中から「旅と普段使いの両方を任せられるパックロッド」を選ぶのが近道です。
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