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パックロッドというとシマノ・ダイワの名前が先に挙がりがちですが、実はアブガルシア・ゴチュール・PROX・メジャークラフト・テイルウォーク・ツララといった”それ以外”のメーカーにも、携行性と実用性を両立したシリーズがそろっています。中にはSNSで即完売になったレトロデザインのモデルや、仕舞寸法20cm台のテレスコピックモデル、格闘家プロデュースの硬派な1本、売れ筋ランキングで国内大手を上回る隠れた人気シリーズもあります。
この記事では、6メーカー・9シリーズのパックロッドを比較します。筆者が実際に使用しているシリーズには「筆者実使用」マークを、各シリーズの開発背景やAmazon内の売れ筋ランキングも添えました。
シマノ・ダイワ編はこちら→シマノ・ダイワ パックロッド全シリーズ比較|スコーピオン・ワールドシャウラ・ルアーニストなど7ライン徹底ガイド

アブガルシアのパックロッド 3シリーズ
① ズームサファリ ⭐筆者実使用
筆者のマイセット4本の1本。ルアー・ライトブッコミで主力として活躍しつつ、全ジャンルを平均的にこなすオールラウンダーです。詳しいインプレはこちらの記事(パックロッドの選び方:マイセット4本を紹介)で解説しています。
② ソルティーフィールド
ソルトルアーに特化したエントリー〜追加の1本向けシリーズ。価格を抑えつつ海のルアーゲーム全般をカバーします。
③ クロスフィールド(モバイル)
実は2014年頃から続く長寿シリーズで、2024年に10年ぶりのフルリニューアルを経ています。パックロッド仕様の「モバイルモデル」が追加されたのは2025年とごく最近で、今回紹介する品番(XSFS-755L-MB)もこの最新ラインです。

ゴチュールのパックロッド
④ Xceed コンパクトエギングロッド ⭐筆者実使用
筆者が実際に使用しているシリーズで、このブログでは今回が初出しです。4本継ぎ・仕舞56cmで、専用ハードケース付属。飛行機遠征でも破損・盗難を気にせず持ち運べます。
PROXのパックロッド 2シリーズ
⑤ エギンガーパックSE
5本継ぎのエギング専用パックロッド。Amazonの個別品番(805ML)のスペック欄には一時「継数:2」という誤表記がありましたが、ナチュラムやモノタロウなど複数の販売サイトで確認したところ、正しくは5本継ぎです。
⑥ マイクロソルト
これまで紹介したシリーズとは機構が異なり、分解して仕舞う「パックロッド」ではなく、継いだまま縮める「振出(テレスコピック)」式です。仕舞寸法35〜38cmと非常にコンパクトですが、継ぎ目を外して持ち運ぶタイプを探している方には不向きなので注意してください。
メジャークラフトのパックロッド
⑦ バックパッカー
2026年に登場したばかりの最新シリーズ。5本継ぎでありながら2ピースロッドに近い曲がりを狙った設計で、専用ロッドバッグが付属します。実売1万円台とコストパフォーマンスにも優れています。
テイルウォークのパックロッド
⑧ アウトバック
6ft/7.1ftなど長さを切り替えられる「レングス可変式」が特徴のモバイルロッドシリーズ。同ブランドには仕舞寸法20cm級の超コンパクトなテレスコピックモデル「アウトバック パピー」もラインナップされていますが、こちらは分解式の方をメインに紹介しています。
ツララ(エクストリーム)のパックロッド
⑨ M.M.A ユナイテッド
格闘家・武蔵氏がプロデュースした、やや硬派なシリーズ。「まるで侍の一振りの剣のように、目の前のどんな相手とも戦える1本を」というコンセプトで作られています。ガイドには前田製作所とのコラボによる「ストローセッティング」を採用し、パックロッドでもバットまでしっかりパワーが伝わる設計です。
9シリーズ比較表(仕舞寸法順)
数値が小さいほど携行性が高いシリーズです。「代表モデル」は筆者が参考値として選んだ一例で、同シリーズ内でも品番によって数値は変わります。「人気順位」はAmazon内カテゴリ売れ筋ランキング(記事執筆時点・この9シリーズで相対比較)を基にした参考値です。
| シリーズ | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 人気順位 | 実使用 |
|---|---|---|---|---|---|
| マイクロソルト(振出) | — | 35〜38cm | — | 7位 | – |
| クロスフィールド(モバイル) | 5本 | 48.7cm | 113g | 4位 | – |
| ソルティーフィールド | 5本 | 49cm | 113g | 1位 | – |
| ズームサファリ | 5本 | 49.4cm | 144g | 2位 | ⭐ |
| アウトバック | 4〜5本 | 49cm | 155g | 6位 | – |
| エギンガーパックSE | 5本 | 53.5cm | 119g | 5位 | – |
| ゴチュールXceed | 4本 | 56cm | 137g | 3位 | ⭐ |
| バックパッカー | 5本 | 59cm | 155g | 8位 | – |
| M.M.Aユナイテッド | 4本 | 60cm | 231g | 9位 | – |

よくある質問
Q. パックロッド(分解式)と振出(テレスコピック)式、何が違う?
A. パックロッドは継ぎ目で完全に分離するタイプで、印籠継ぎなどにより2ピースロッドに近い感度を保ちやすいのが特徴です。振出式は竿を縮めてしまい込むタイプで、より手軽ですが各節が重なる分やや感度は落ちます。この記事で紹介したマイクロソルトは振出式、それ以外は分解式です(テイルウォークのアウトバックシリーズには振出式の兄弟モデル「アウトバック パピー」もあります)。
Q. アブガルシア・ゴチュール・PROX・メジャークラフト・テイルウォーク・ツララ、どれがおすすめ?
A. ブランドの信頼性・実績で選ぶならアブガルシア、価格を最優先するならゴチュールやPROX、国内メーカーで中間的なコスパを狙うならメジャークラフトやテイルウォーク、硬派な本格派志向ならツララ、というのが大まかな住み分けです。筆者自身はズームサファリ(アブガルシア)とXceed(ゴチュール)を併用していますが、どちらも実釣で不満なく使えています。
Q. エギンガーパックSEは本当に5本継ぎ?
A. はい。Amazonの個別品番ページには一時「継数:2」という誤表記がありましたが、ナチュラム・モノタロウなど複数の販売サイトのスペック表記を確認したところ、正しくは5本継ぎです。
Q. 売れ筋ランキングで一番人気なのは?
A. Amazon内のカテゴリ売れ筋ランキング(記事執筆時点)では、アブガルシアのソルティーフィールドが9シリーズ中トップでした。僅差でズームサファリ、ゴチュールXceedと続きます。
Q. 結局、パックロッドは何本くらい持っておくといい?
A. 筆者は対象魚・釣り場ごとに使い分ける形で4本に落ち着きました。詳しい選定理由はこちらの記事(あらゆる釣りに対応する、パックロッドの選び方:マイセット4本を紹介)で解説しています。

