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アブガルシア・ゴチュール・PROXほか パックロッド比較|シマノ・ダイワ以外の9シリーズ徹底ガイド【2026年版】

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パックロッドというとシマノ・ダイワの名前が先に挙がりがちですが、実はアブガルシア・ゴチュール・PROX・メジャークラフト・テイルウォーク・ツララといった”それ以外”のメーカーにも、携行性と実用性を両立したシリーズがそろっています。中にはSNSで即完売になったレトロデザインのモデルや、仕舞寸法20cm台のテレスコピックモデル、格闘家プロデュースの硬派な1本、売れ筋ランキングで国内大手を上回る隠れた人気シリーズもあります。

この記事では、6メーカー・9シリーズのパックロッドを比較します。筆者が実際に使用しているシリーズには「筆者実使用」マークを、各シリーズの開発背景やAmazon内の売れ筋ランキングも添えました。

シマノ・ダイワ編はこちら→シマノ・ダイワ パックロッド全シリーズ比較|スコーピオン・ワールドシャウラ・ルアーニストなど7ライン徹底ガイド

⭐ 筆者が実際に使用中

アブガルシア ズームサファリ

アブガルシア ズームサファリ(705ML)
仕舞49.4cm・5本継ぎのオールラウンダー。筆者のマイセット4本の1本としてあらゆる釣行に携行しています。

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アブガルシアのパックロッド 3シリーズ

① ズームサファリ ⭐筆者実使用

筆者のマイセット4本の1本。ルアー・ライトブッコミで主力として活躍しつつ、全ジャンルを平均的にこなすオールラウンダーです。詳しいインプレはこちらの記事(パックロッドの選び方:マイセット4本を紹介)で解説しています。

💡 豆知識:2020年登場。アブガルシアの現行ロッドにはなかったレトロなブランクスカラーと旧ロゴをまとったデザインが話題になり、発売直後に完売。その後もSNSで”ガジェット感のある釣具”としてバズり続け、通常の釣具とは違う文脈で人気を博しました。
ズームサファリ705ML

ズームサファリ筆者実使用
継数5本(代表モデル705ML) / 仕舞49.4cm / 自重144g
適合:ルアー全般・ライトブッコミ

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② ソルティーフィールド

ソルトルアーに特化したエントリー〜追加の1本向けシリーズ。価格を抑えつつ海のルアーゲーム全般をカバーします。

💡 豆知識:「Be your style!」をコンセプトに2022年9月に登場した比較的新しいシリーズ。後述する売れ筋ランキングでは、実はこの記事で紹介する9シリーズ中トップの人気でした。
ソルティーフィールド

ソルティーフィールド
継数5本(代表モデルSFS-765L-MB) / 仕舞49cm / 自重113g
適合:ソルトルアー全般

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③ クロスフィールド(モバイル)

実は2014年頃から続く長寿シリーズで、2024年に10年ぶりのフルリニューアルを経ています。パックロッド仕様の「モバイルモデル」が追加されたのは2025年とごく最近で、今回紹介する品番(XSFS-755L-MB)もこの最新ラインです。

💡 豆知識:「あらゆるフィールド・釣り方・魚種をクロスオーバーする」がシリーズコンセプト。元々は非パックロッドの汎用ロッドとして展開されてきたため、同じ親ページ内には通常の2ピースモデルも混在しています。パックロッドとして選ぶ場合は品番末尾の「-MB」表記を確認してください。
クロスフィールドモバイル

クロスフィールド(モバイル)
継数5本(代表モデルXSFS-755L-MB) / 仕舞48.7cm / 自重113g
適合:ルアー全般

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⭐ 筆者が実際に使用中(今回初公開シリーズ)

ゴチュール Xceed

ゴチュール Xceed
仕舞56cm・4本継ぎ。ここからはゴチュール・PROX・メジャークラフト・テイルウォークを紹介します。

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ゴチュールのパックロッド

④ Xceed コンパクトエギングロッド ⭐筆者実使用

筆者が実際に使用しているシリーズで、このブログでは今回が初出しです。4本継ぎ・仕舞56cmで、専用ハードケース付属。飛行機遠征でも破損・盗難を気にせず持ち運べます。

💡 豆知識:ゴチュールは中国・厦門発のアウトドアメーカーで、2013年設立。製品の多くは”世界の釣具生産拠点”とも呼ばれる山東省・威海で製造されています。日本では実店舗の釣具店にはほぼ並ばず、Amazon等のオンライン販売が中心。製造コストと流通コストを抑えることで、品質を保ちながら低価格を実現しているのが特徴です。
ゴチュールXceed

Xceed コンパクトエギングロッド筆者実使用
継数4本 / 仕舞56cm / 自重137g
適合:エギング・ルアー全般

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PROXのパックロッド 2シリーズ

⑤ エギンガーパックSE

5本継ぎのエギング専用パックロッド。Amazonの個別品番(805ML)のスペック欄には一時「継数:2」という誤表記がありましたが、ナチュラムやモノタロウなど複数の販売サイトで確認したところ、正しくは5本継ぎです。

💡 豆知識:PROXは大阪の老舗釣具卸商社「大阪漁具株式会社」(1955年創業)が展開する自社ブランド。全国の釣具店に商品を卸してきた長年の”目利き”と情報網を活かしたコスパの良さに定評があります。
エギンガーパックSE

エギンガーパックSE
継数5本(代表モデル805ML) / 仕舞53.5cm / 自重119g
適合:エギング専用

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⑥ マイクロソルト

これまで紹介したシリーズとは機構が異なり、分解して仕舞う「パックロッド」ではなく、継いだまま縮める「振出(テレスコピック)」式です。仕舞寸法35〜38cmと非常にコンパクトですが、継ぎ目を外して持ち運ぶタイプを探している方には不向きなので注意してください。

マイクロソルト

マイクロソルト(振出式)
振出式(分解式ではありません) / 仕舞35〜38cm
適合:ライトソルトルアー全般

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メジャークラフトのパックロッド

⑦ バックパッカー

2026年に登場したばかりの最新シリーズ。5本継ぎでありながら2ピースロッドに近い曲がりを狙った設計で、専用ロッドバッグが付属します。実売1万円台とコストパフォーマンスにも優れています。

💡 豆知識:メジャークラフトは2002年、大阪で釣具卸のダイコーを退社した森津義夫氏が設立。コスパの良いメタルジグ「ジグパラ」で広く名前が知られているメーカーで、パックロッドも入門〜中級者向けに幅広いラインナップを展開しています。
バックパッカー

バックパッカー
継数5本(代表モデルBAK1-905M) / 仕舞59cm / 自重155g
適合:シーバス・青物・ぶっこみ釣り

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テイルウォークのパックロッド

⑧ アウトバック

6ft/7.1ftなど長さを切り替えられる「レングス可変式」が特徴のモバイルロッドシリーズ。同ブランドには仕舞寸法20cm級の超コンパクトなテレスコピックモデル「アウトバック パピー」もラインナップされていますが、こちらは分解式の方をメインに紹介しています。

💡 豆知識:tailwalkは2006年にスタートしたブランドで、2026年にブランド誕生20周年を迎えました。運営元の株式会社エイテック(静岡県沼津市)のルーツは1947年創業の釣糸メーカーにまで遡る、70年以上の歴史を持つ会社です。ブランド名は、針に掛かった魚が水面で尾(テイル)を叩いて暴れる”テイルウォーク”という行為に由来します。
アウトバック

アウトバック
継数4〜5本(代表モデルC60/71ML-P4.5、レングス可変式) / 仕舞49cm / 自重155g
適合:バス・チニング・ライトショアジギング

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ツララ(エクストリーム)のパックロッド

⑨ M.M.A ユナイテッド

格闘家・武蔵氏がプロデュースした、やや硬派なシリーズ。「まるで侍の一振りの剣のように、目の前のどんな相手とも戦える1本を」というコンセプトで作られています。ガイドには前田製作所とのコラボによる「ストローセッティング」を採用し、パックロッドでもバットまでしっかりパワーが伝わる設計です。

💡 豆知識:商品名の「エクストリーム」は品番ではなく、ツララを運営する会社名(extreme株式会社、2002年6月設立・大阪府池田市)です。ツララ自体のブランド展開は2010年スタートで、全ジャンル対応ロッドの先駆け的存在として硬派な釣り人から支持されています。この記事で紹介した9シリーズの中では売れ筋ランキングが最も下位でしたが、専門店系ブランドらしい”刺さる人には深く刺さる”一本です。
M.M.Aユナイテッド

M.M.A ユナイテッド
継数4本(代表モデル73M) / 仕舞60cm / 自重231g
適合:バーサタイル・オフショア~ロックフィッシュ

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9シリーズ比較表(仕舞寸法順)

数値が小さいほど携行性が高いシリーズです。「代表モデル」は筆者が参考値として選んだ一例で、同シリーズ内でも品番によって数値は変わります。「人気順位」はAmazon内カテゴリ売れ筋ランキング(記事執筆時点・この9シリーズで相対比較)を基にした参考値です。

シリーズ 継数 仕舞寸法 自重 人気順位 実使用
マイクロソルト(振出) — 35〜38cm — 7位 –
クロスフィールド(モバイル) 5本 48.7cm 113g 4位 –
ソルティーフィールド 5本 49cm 113g 1位 –
ズームサファリ 5本 49.4cm 144g 2位 ⭐
アウトバック 4〜5本 49cm 155g 6位 –
エギンガーパックSE 5本 53.5cm 119g 5位 –
ゴチュールXceed 4本 56cm 137g 3位 ⭐
バックパッカー 5本 59cm 155g 8位 –
M.M.Aユナイテッド 4本 60cm 231g 9位 –

⭐ 実は売れ筋No.1

アブガルシア ソルティーフィールド

アブガルシア ソルティーフィールド
この記事で紹介した9シリーズの中で、Amazon内売れ筋ランキングは実はこのシリーズが1位でした。価格を抑えつつソルトルアー全般に対応できる懐の深さが支持されています。

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よくある質問

Q. パックロッド(分解式)と振出(テレスコピック)式、何が違う?

A. パックロッドは継ぎ目で完全に分離するタイプで、印籠継ぎなどにより2ピースロッドに近い感度を保ちやすいのが特徴です。振出式は竿を縮めてしまい込むタイプで、より手軽ですが各節が重なる分やや感度は落ちます。この記事で紹介したマイクロソルトは振出式、それ以外は分解式です(テイルウォークのアウトバックシリーズには振出式の兄弟モデル「アウトバック パピー」もあります)。

Q. アブガルシア・ゴチュール・PROX・メジャークラフト・テイルウォーク・ツララ、どれがおすすめ?

A. ブランドの信頼性・実績で選ぶならアブガルシア、価格を最優先するならゴチュールやPROX、国内メーカーで中間的なコスパを狙うならメジャークラフトやテイルウォーク、硬派な本格派志向ならツララ、というのが大まかな住み分けです。筆者自身はズームサファリ(アブガルシア)とXceed(ゴチュール)を併用していますが、どちらも実釣で不満なく使えています。

Q. エギンガーパックSEは本当に5本継ぎ?

A. はい。Amazonの個別品番ページには一時「継数:2」という誤表記がありましたが、ナチュラム・モノタロウなど複数の販売サイトのスペック表記を確認したところ、正しくは5本継ぎです。

Q. 売れ筋ランキングで一番人気なのは?

A. Amazon内のカテゴリ売れ筋ランキング(記事執筆時点)では、アブガルシアのソルティーフィールドが9シリーズ中トップでした。僅差でズームサファリ、ゴチュールXceedと続きます。

Q. 結局、パックロッドは何本くらい持っておくといい?

A. 筆者は対象魚・釣り場ごとに使い分ける形で4本に落ち着きました。詳しい選定理由はこちらの記事(あらゆる釣りに対応する、パックロッドの選び方:マイセット4本を紹介)で解説しています。