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パックロッドは小物用というイメージがあるかもしれませんが、石垣島ではパックロッドで50cmのタマンとミーバイを釣り上げました。
仕事の関係で、2025年1月に石垣島へ1か月滞在しました。持って行ったのは、ダイワのルアーニスト モバイル 96MH-4というパックロッド1本と、リール1台です。
この記事では、その1本で何がどう釣れたのか、パックロッドで大型を狙う時に気をつけたいこと、竿をどうやって運んだのかを記録します。
| 遠征先 | 石垣島(2025年1月・約1か月滞在) |
|---|---|
| ロッド | ダイワ ルアーニスト モバイル 96MH-4 |
| リール | ダイワ 23 BG SW 6000D-H |
| ロッドケース | アブガルシア セミハードロッドケース |
| 釣り方 | 堤防からのブッコミ(風船釣法) |
| 釣果 | タマン 50cm×1/ミーバイ 50cm×1 |
石垣島はどんな島か
石垣島は、沖縄本島から南西に約410km離れた、八重山諸島の中心の島です。
同じ沖縄県でも、那覇から飛行機で約1時間かかります。那覇との間には定期フェリーがないので、沖縄本島から釣りに行く場合も飛行機での遠征になります。竿をどう運ぶかを考えなければならないのは、県外への遠征と変わりません。
| 所属 | 沖縄県石垣市(八重山諸島) |
|---|---|
| 那覇からの距離 | 約410km |
| 大きさ | 沖縄県内で3番目に大きい島 |
| 島1周の距離 | 約140km |
| 沖縄本島からのアクセス | 那覇空港から飛行機で約1時間 |
島1周が約140kmある大きな島なので、釣り場の数も多く、どこで竿を出すかで結果が大きく変わります。私が最初の2週間釣れなかったのも、この島の広さと無関係ではなかったと思います。土地勘のない遠征者にとって、地元の釣り人の情報がどれだけ大きいかを実感した島でした。
石垣島にルアーニスト 96MH-4を持って行った理由
ブッコミで、ある程度のサイズの魚を狙いたかったからです。
私はパックロッドを4本持っています。その中で、30〜50cmクラスとやり取りできるパワーがあり、ブッコミのオモリを投げられる長さがあるのは、この96MH-4でした。
ルアーニスト モバイルは7機種のラインナップがあり、96MH-4はその中で一番パワーのあるモデルです。
| 項目 | 96M-4 | 96MH-4 |
|---|---|---|
| 全長 | 2.9m | 2.9m |
| 継数 | 4 | 4 |
| 仕舞寸法 | 78cm | 78cm |
| 自重 | 190g | 205g |
| ルアー重量 | 7〜35g | 10〜40g |
| 適合PE | 0.6〜1.5号 | 0.8〜2.0号 |
同じ長さの96M-4と比べると、ルアー重量の上限と適合ラインが一段上がります。ブッコミで根の荒い場所から魚を引き離すことを考えると、迷わず96MH-4でした。
最初の2週間は1匹も釣れませんでした
1か月の滞在のうち、最初の2週間はまったく釣れませんでした。
沖縄本島と同じように、堤防から普通のブッコミ釣りをしていました。同じ沖縄でも、島が変われば同じやり方は通用しないことを思い知りました。
地元のガーラハンターに教わった「風船釣法」で釣果が出ました
流れを変えてくれたのは、堤防で出会った地元のガーラハンターでした。
ポイントを教えてもらい、さらに風船で仕掛けを沖まで流す釣り方を伝授してもらいました。仕掛けの詳細は教えてくれた方との約束もあるので、ここでは伏せます。
竿もリールも、釣れなかった2週間と同じです。変えたのはポイントと仕掛けの流し方だけでした。地元の釣り人に教わることは、遠征で釣果を出すための一番の近道だと感じました。
150m先のアタリも、パックロッドにしっかり出ました
風船で150m近く仕掛けを流していましたが、アタリは竿先にはっきりと出ました。
これだけ距離があると、アタリがぼやけるのではと思っていました。実際には、パックロッドでも魚が食った瞬間がしっかり分かりました。
タマン50cm・ミーバイ50cmとのやり取り
掛けてからの150mの回収が、この釣りで一番体力を使う場面でした。
やり取りの流れは、2匹ともほぼ同じでした。
- 掛けた直後:激しく抵抗します。ここで竿のパワーが試されます。
- 途中:魚もバテてきて、あまり抵抗しなくなります。あとは長い距離をひたすら巻き取ります。
- 岸際:もう一度、最後の抵抗をしてきます。ここで気を抜かないことが大事でした。
23 BG SW 6000D-Hは1回転で101cm巻き取れるハイギアのモデルですが、それでも150mの回収は結構疲れました。最初と最後の2回の抵抗に耐えられたのは、96MH-4のパワーがあったからだと思います。


ルアーニスト 96MH-4を使って感じたこと
不満は特にありませんでした。あえて挙げるなら、パックロッドで実用になる長さは、このあたりが限界だと感じたことです。
9.6フィートあれば、堤防からのブッコミでも十分に戦えます。これより長い竿が欲しくなる釣りなら、2ピースの方が向いていると思います。
合わせたリール:ダイワ 23 BG SW 6000D-H
150m流す釣りには、このくらいの糸巻量が必要でした。
| ギア比 | 5.7 |
|---|---|
| 巻取り長さ | 101cm |
| 自重 | 385g |
| 最大ドラグ力 | 12kg |
| 糸巻量(PE) | 3号300m/4号220m |
運び方:ロッドはセミハードケース、リールと小物はスーツケースへ
ロッドはセミハードケースに入れ、リールや仕掛けはスーツケースに入れて飛行機で預けました。
96MH-4は4ピースでも仕舞寸法が78cmあります。国内線の機内持ち込みの手荷物は、大型機でも長辺55cmまでなので、機内には持ち込めません。そのため、ロッドケースに入れて預けるのが前提になります。
それでも、2ピースの竿を運ぶ時の150cm近いロッドケースに比べれば、移動はとにかく楽でした。ロッドケースとスーツケースを分けておけば、竿をスーツケースの大きさに合わせる必要もありません。
遠征釣行にパックロッドが欠かせない理由
遠征釣行では、パックロッドは必須のアイテムだと考えています。
「パックロッド遠征」シリーズでは、パックロッドを持って遠征した記録を1回ずつ残していきます。その前提として、私がパックロッドを選ぶ理由を3つにまとめます。
移動の制約が一気に減る
2ピースの竿を遠征に持ち出すと、150cm前後のロッドケースを抱えて移動することになります。
飛行機では預けの手続きに気を使い、フェリーやレンタカーでも置き場所に困ります。パックロッドなら、セミハードケース1本にまとめたり、竿によってはスーツケースに入れたりできます。移動が楽になれば、その分の体力と時間を釣りに回せます。
用途に合わせて選べる
今のパックロッドは、狙う魚や釣り方に合わせて選べるほど種類が増えています。
今回使ったルアーニスト モバイルだけでも、全長1.68mのライトゲーム向けから2.9mのMHクラスまで7機種があります。私自身も、パックロッドを4本持ち、釣りに合わせて使い分けています。1本で全部をこなすのではなく、釣りに合わせて組み合わせる「マイセット」という考え方は、こちらの記事でまとめています。
性能は2ピースに引けを取らない
長さの上限を除けば、パックロッドだから釣れないと感じたことはありません。
今回の石垣島では、150m先のアタリがしっかり竿に出て、50cmのタマンとミーバイを獲り切れました。継ぎ目が多いことで感度やパワーが落ちるのではという心配は、少なくとも今回の釣りでは当てはまりませんでした。
よくある質問
- パックロッドでタマンは釣れますか?
- 釣れます。私はルアーニスト モバイル 96MH-4で50cmのタマンを釣りました。パワーのあるMHクラスで、9フィート以上の長さがあるモデルがおすすめです。
- ルアーニスト モバイル 96MH-4は飛行機に持ち込めますか?
- 仕舞寸法が78cmなので、国内線の機内持ち込みの枠には入りません。ロッドケースに入れて預ける形になります。
- 96MH-4で20号のオモリは使えますか?
- メーカーの推奨は40gまでで、20号(約75g)は範囲外です。私は問題なく使えましたが、自己責任での使用になります。
まとめ
パックロッド1本でも、遠征先で50cmクラスは獲れます。
石垣島で釣果を分けたのは、竿の性能よりも、地元の釣り人に教わったことでした。パックロッドは移動が楽な分、現地の情報を集めることに力を使えます。それが、遠征でパックロッドを選ぶ一番の理由だと思います。
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