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2026年9月、シリーズで初めて沖縄を出て、熊本県上天草市の樋島へ遠征しました。結論から書くと、この遠征でパックロッドでは1匹も釣れませんでした。
それでも、パックロッドがあったからこそ身軽に本土まで来られて、沖縄にはない筏釣りに出会えました。この記事では、沖縄の釣り人が初めて体験した、天草の筏とダゴチン釣りの記録をまとめます。
| 項目 | セット1 | セット2 |
|---|---|---|
| ロッド | シマノ 19 スコーピオン 2602R-5 | アブガルシア ズームサファリ 705ML |
| リール | アブガルシア ロキサーニ 3000 | ダイワ 18 ブラスト LT4000-CXH |
| 筏での使い方 | ダゴチン釣り | アジの泳がせ |
| 遠征先 | 熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島(2026年9月) |
|---|---|
| 移動 | 飛行機とレンタカー |
| 運び方 | 各ロッドの付属ソフトケースに入れてスーツケースへ |
| 釣り場 | 筏(浜栄丸) |
| パックロッドでの釣果 | なし |
| 友人の専用竿で釣れた魚 | キビレ 40cmほか多数 |
お世話になった筏:浜栄丸
今回の筏釣りでは、上天草・樋島の「浜栄丸」さんにお世話になりました。
浜栄丸さんは創業約30年の渡船屋さんで、樋島の下桶川漁港から出船し、樋島周辺や御所浦への瀬渡しと筏釣りを営業しています。渡船は船首を磯に押し付けて渡すタイプなので、安心して磯に渡れるのも特徴です。チヌやマダイ、アジなどが狙えます。
- 釣った魚を、その場で締めてくれる
- 渡船のタイミングなど、いろいろと融通を利かせてくれる
遠征で来た釣り人にとって、釣った魚の処理や時間の調整をお願いできるのは本当にありがたいです。土地勘のない場所でも、安心して筏釣りを楽しめました。
| 名称 | 瀬渡し・筏 浜栄丸 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島2601 |
| 出船場所 | 樋島・下桶川漁港 |
| 営業内容 | 樋島周辺・御所浦への瀬渡し、筏釣り |
| 予約 | 電話(090-9560-1659) |
料金や最新の釣果は、浜栄丸さんの公式サイトで確認できます。
パックロッド2本が、スーツケースに余裕で収まりました
スコーピオンとズームサファリは、それぞれ付属のソフトケースに入れたまま、スーツケースに余裕で収まりました。
スコーピオンの仕舞寸法は44.1cm、ズームサファリは49.4cmです。ロッドケースを別に持たなくていいので、飛行機での預けも、レンタカーでの移動もまったくストレスがありませんでした。

| 項目 | 19 スコーピオン 2602R-5 | ズームサファリ 705ML |
|---|---|---|
| 全長 | 1.83m | 2.13m |
| 継数 | 5 | 5 |
| 仕舞寸法 | 44.1cm | 49.4cm |
| 自重 | 110g | 144g |
| 適合ルアー | 7〜20g(ジグMAX80g) | 3〜20g |
この2セットを選んだ理由
ズームサファリとブラストは、今回がテスト釣行でした。そしてスコーピオンは、筏で短さとバットパワーが活きると考えて持って行きました。
ズームサファリとブラストは、筏でアジの泳がせに使いました。釣果にはつながりませんでしたが、使ってみて、ライトブッコミでも十分使えそうだという手応えがありました。
ライトブッコミ釣りとは|手持ちのルアーロッドで堤防から高級魚を狙う新スタイル【完全ガイド】
ダゴチン釣りとは
ダゴチン釣りは、刺し餌を「ダンゴ」で包んで沈め、主にチヌを狙う筏釣りです。
ダンゴは、糠や砂、集魚材などを練って作ります。刺し餌をダンゴで包んで海底まで落とし、ダンゴが割れると、刺し餌とダンゴの撒き餌が一緒に漂います。撒き餌に寄ってきた魚に、刺し餌を食わせる仕組みです。
筏釣りはウキを使わず、短い専用竿と筏用のリールで、穂先に出るアタリを見て合わせます。天草の釣り人の間では「ダゴチン」と呼ばれて親しまれている釣りです。
パックロッドでは、釣れませんでした
正直に書くと、この遠征でパックロッドでは1匹も釣れませんでした。
スコーピオン 2602R-5でダゴチン釣りをしてみましたが、結果は出ませんでした。一方で、友人に借りたダゴチン用の竿では、40cmのキビレをはじめ、多くの魚が釣れました。この釣りには、専用竿に分があると素直に感じました。
ダゴチンのように竿先でアタリを取る釣りなら、同じスコーピオンのパックロッドでも、2600FF-5の方が合っていると思います。次に筏で試すなら、2600FF-5を持って行きます。
シマノ スコーピオン 5ピース パックロッド 3モデル比較|2600FF-5・2602R-5・2651R-5の違いとおすすめ
根に潜られない、筏のやり取りの楽しさ
堤防や磯と違って、筏では魚が根に突っ込むことがありません。
そのため、細いタックルで、魚の引きをじっくり味わいながらやり取りできます。沖縄で根の荒い場所ばかり攻めていた私には、この余裕のあるやり取りがとても新鮮でした。


沖縄との違いが、すべて新鮮でした
海の色も、狙える魚も、釣具店に並ぶものも、沖縄とはまったく違いました。
- 海の色:沖縄の青い海と違い、緑がかった色をしていました。
- 魚:マダイなど、沖縄ではまず狙えない魚が狙えます。
- 釣り方:筏釣りは、沖縄でやったことがありませんでした。
- 釣具店:沖縄では見かけないエサや仕掛けが並んでいて、見ているだけで楽しかったです。


パックロッドを持って、もっといろいろな場所へ
パックロッドでは釣れなかったものの、この遠征で、もっといろいろな場所へ遠征したいという気持ちが強くなりました。
パックロッドなら、スーツケース1つで本土まで来られます。その身軽さが、筏釣りという新しい釣りとの出会いをくれました。釣果だけではない遠征の価値を、熊本で教えてもらった気がします。
遠征釣行にパックロッドが欠かせない理由
遠征釣行では、パックロッドは必須のアイテムだと考えています。
「パックロッド遠征」シリーズでは、パックロッドを持って遠征した記録を1回ずつ残していきます。その前提として、私がパックロッドを選ぶ理由を3つにまとめます。
移動の制約が一気に減る
2ピースの竿を遠征に持ち出すと、150cm前後のロッドケースを抱えて移動することになります。
飛行機では預けの手続きに気を使い、フェリーやレンタカーでも置き場所に困ります。パックロッドなら、セミハードケース1本にまとめたり、竿によってはスーツケースに入れたりできます。熊本では、パックロッド2本をスーツケースに入れるだけで、飛行機とレンタカーでの本土遠征ができました。移動が楽になれば、その分の体力と時間を釣りに回せます。
用途に合わせて選べる
今のパックロッドは、狙う魚や釣り方に合わせて選べるほど種類が増えています。
ルアーニスト モバイルだけでも、全長1.68mのライトゲーム向けから2.9mのMHクラスまで7機種があります。私自身も、パックロッドを4本持ち、釣りに合わせて使い分けています。1本で全部をこなすのではなく、釣りに合わせて組み合わせる「マイセット」という考え方は、こちらの記事でまとめています。
あらゆる釣りに対応する、パックロッドの選び方:マイセット4本を紹介
性能は2ピースに引けを取らない。ただし万能ではない
これまでの遠征では、パックロッドだから釣れないと感じたことはありませんでした。ただ、熊本の筏のダゴチン釣りでは、専用竿に分があると感じました。
パックロッドは万能ではありません。釣り方によっては専用の道具が強い。それを知ったうえで、遠征に何を持って行くかを考えるのも、遠征の楽しさだと思います。
よくある質問
- パックロッドはスーツケースに入りますか?
- 仕舞寸法が50cm前後のパックロッドなら、付属のソフトケースのままスーツケースに入ります。私はスコーピオン(44.1cm)とズームサファリ(49.4cm)を入れて、熊本へ飛行機で遠征しました。
- ダゴチン釣りとは何ですか?
- 刺し餌をダンゴで包んで沈め、主にチヌを狙う筏釣りです。熊本・天草などで親しまれています。
- 筏釣りにパックロッドは使えますか?
- 私の熊本遠征では、スコーピオン 2602R-5でダゴチン釣りをしましたが釣れず、友人に借りた専用竿で釣れました。竿先でアタリを取る釣りなので、パックロッドを使うなら、穂先の繊細なモデルを選ぶのがおすすめです。
- 天草で筏釣りをするには?
- 私は上天草・樋島の浜栄丸さんを利用しました。予約は電話で、釣った魚をその場で締めてくれるなど、遠征者にもありがたい対応をしてもらえました。
まとめ
パックロッドでは釣れなかった初の本土遠征。それでも、行って良かったと心から思える遠征でした。
スーツケース1つで本土まで来られたのは、パックロッドのおかげです。そして、筏とダゴチン釣りという新しい釣りに出会えました。パックロッドを持って、これからもいろいろな場所に出かけます。
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